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2015年12月17日木曜日

2011年8月4日木曜日

無料陶芸体験&交流イベント お疲れ様でした

こんにちわ

7月30日(土)に行われた
無料陶芸体験&交流イベントには
たくさんの人たちが来てくれました。
北は宇都宮、南は横須賀から
こんなちっぽけな陶芸教室に来てくれて
本当にありがとうございました;;
感謝感謝です。


人見知りの人もいたかと思いますが
まず始めに簡単に自己紹介をしてもらいました。

人数が多かったので、さっそく陶芸体験へ

隠居窯は観光地での一日陶芸体験と違って土練りから始まります。
とても数十分ではマスターはできませんが
何百年も前から陶芸に関わってきた職人さんは皆やる作業です。

まずは私の見本を^^
練った粘土をロクロに据えて芯出しを~
これも一日で上達するのは難しい^^;

そして湯呑みの完成^^b

切り糸で作品を切り離して横の板へ~
ここで落とす人もいるので油断してはいけません^^;

初めてのロクロでの陶芸体験^^
恐る恐るといった感じでしょうか…^w^

皆さん真剣です!
奥では自作の器でお酒を堪能してる人がw


時間も少なく納得いくまでの陶芸はできなかったと思いますが
普段の日常を忘れて陶芸に没頭できたのではないでしょうか?

次回は削り作業ですね

--

隠居窯では初心者さん大歓迎です。
予約制ですので玄人さんがロクロを占有するなんてことは一切ありません。

陶芸する人に悪い人はいません^^
是非、みなさんも隠居窯で陶芸をしませんか?

お気軽にお問い合わせを~

2011年1月16日日曜日

小林織部釉のこと

こんにちわ^^

毎日陽射しが暖かいですが
寒いですねw

水道も毎日のように凍ってます。
早いときは0時ぐらいには凍り始めてて
蛇口を捻ってもチョロチョロと出るような始末…
ま、朝まで凍らないように
寝る前に少しだけ蛇口を開いてますけどね^^;

さてさて
もう手に入らない原料を使っていた為
ずーっと再現したかった織部釉。
バケツに残ってる釉薬も残り少なくなりました。

ゼーゲル式から
原料の調合比を計算して
それだけじゃ再現できなくて
調合比を0.1%単位で微調整したりして…
それでもなかなかうまくいきませんね^^;

そこで先日
ハッとひらめきました!
意外といい感じに出来るんじゃないかと思い
一応調合比からゼーゲル式を割り出し
「ん~、これでいけるのか!?」と半信半疑でしたが
ものは試しとそれで調合し、テストピースを焼いてみたところ
キタコレw


見えづらいですが
真ん中に鉄で横線を引いてます。
線の左側が薄めの線、右側が濃い目の線です
で、真ん中の部分の釉薬を二重掛けして厚めにしてます。


こちらは裏側。
左側が二重掛けの部分、右側が普通の釉掛けの部分

濃い部分は流れ、濃くなった部分に出てくる
煙のような乳濁もまったく同じように再現できてます^^
鉄で引いた線も程よくにじみ、嬉しい限り^^
そして落ち着いた深い緑。これが私好みの織部色でございますw

これが意外と単純調合で再現できちゃったので
散々小数点以下4桁もある数値とにらめっこしてたと思うと
やはり釉薬は一筋縄じゃいかないなと
改めて思わされましたw

今現在ある織部釉は無くなり次第
こちらの釉薬に変えていきたいと思います^^

2010年11月11日木曜日

寄居町折原の粘土

こんにちわ

ここのところ天気が良いけれど
日陰にいるとやっぱり肌寒いですね。
日が当たらない部屋で作業してると手がかじかむ感じです。
しかーし
折角天気が良いんだから日光浴してビタミンDを生成しなきゃw
ただ直射日光に当たるとポカポカしてきて
うつらうつらしてきますね…

さてさて
先日掘ってきた折原の粘土のテストピースが焼けましたよ^^


上が乾燥した状態
水加減はきっちり計ったわけじゃないけれど
指でこねれるぐらいの堅さの粘土を
あまりきっちり練り混ぜない感じで
10cmの板にして1cmのメモリをつけて乾燥させました。
乾燥した段階で既に9cmを下回ってますね…


上が本焼き前の状態
今回のテストは粘土の質を見極めるテストで
釉薬を掛けるわけじゃないので
乾燥段階からいきなり本焼きです。
もしかしたら粘土が融ける可能性もゼロじゃないので受け皿の上に。
両端から1cmのメモリのところで支えに橋掛けての焼成です。


本焼き後(酸化焼成1250℃)

この辺りの粘土は融けるという話もあったけれど
この粘土は融けませんでした。
すこーしへたってるかなーと言う感じですが
耐火度はまぁこんなもんじゃないかな。

しかも鉄分が少ない層の粘土を採ってきたはずだったけれど
しっかり赤土状態でした^^;
しかしこれはこれですごく面白い粘土です^^b
酸化焼成でこんな地土の色が出るなんて!

いくつか作品は作ってみる予定ですが
化粧土として使うのもありかな~^^
あんまり量が無いので大事に使っていきたいですね。

2010年10月25日月曜日

土掘り再び

以前日記で書いた小学校横で工事しているところの粘土の件が再浮上!

昨日は自主防災訓練だったんですが
あの防災倉庫があったところの裏が
まさにその工事している場所なんですね。

白い粘土質の層のところだけ掘りたかったヤツです。

この防災訓練に工事を請け負っている会社の人も参加してまして
地元の人から話をしていただいて
ここで掘った土を捨てる土置き場に採りに行く話を進めていたんですが
もう粘土がゴチャゴチャになってるということで
目の前の工事現場から白い粘土層のところだけ
掘ってもいいよという事になりました^^

で、夜から雨予報だったので
訓練が終わって午後から粘土掘りに出かけましたー。





この写真の真ん中ぐらいから下はいい感じの粘土層になってます。
目当ての白い粘土層はちょい下ですね。


やっぱりよく見ると
鉄分がすごい混ざってます。
茶色く見えるのは鉄が錆びたヤツですね。
釘が錆びたみたいに塊じゃないけれど。
精製すればキレイな白い粘土になるんだろうけれど
陶芸的に言うと面白くならないんですよね。
でもこれだけ鉄分が混ざってると
練ったら赤土みたいになるかもしれないから
あんまり練りすぎないでロクロ挽きたいなと思ってます。

なるべく原土のままのほうが
きっと面白いと思うんですよね。


ま、その前に耐火度テストしなきゃなんですけどね。


掘った場所は地表から3メートルぐらい下ですかね。
赤で囲ってある場所を削りました。
ほとんど石とかも混ざってない層なので
すごい嬉しい^^


だいたい100キロぐらいかな~という感じ。
手前のオレンジのバケツには赤土っぽいところを採ってきました。
一番小さいバケツだったので山盛りに^^;

この
折原地域で採れた粘土なので
これで器を作れれば「折原焼」とも言えるんじゃないかな~^^
「寄居焼」と言うには規模が小さすぎるしね^^;
釉薬もこの辺で採れる自然の原料を使って作ったら
言っても良いかもしれないが…

なんにしても
これからが楽しい作業です!

家を建てるときに基礎工事するときに粘土が出てきたーとか
水はけが悪いと思ったらいい粘土が大量にーとか
もしかしたらその粘土で器が焼けるかもですよ!
隠居窯ではそんな要望も受け入れて行きたいですね。

2010年9月29日水曜日

釉薬作り

こんにちわ

さすがに秋を感じるぐらいに
急に寒くなってきましたね。
季節の変わり目、風邪など引かぬようお気をつけください。

今まで使っていた織部釉が少なくなってきたので
新しく釉薬を作るためにゼーゲル式を
割り出そうと調合比を書いたメモを見ようとしたが
あの場所にあるはず~と見た場所にはなくて…
どうやら引越しの際に
どこの荷物に紛れたのか分からなくなった模様^^;

調合比が書いてあるのは月光荘で買ったスケッチ帳。
結構まとめ買いしたので
同じ色のがいっぱいあって
「見つけた!」と思ったら違ってたり…w

まぁ、何とか見つけましたw


この織部釉は
まだ釉薬の知識がほとんどないころに
とある冊子に載っていた調合比をあれこれ変えて
当時の素人のような自分が、大したテスト回数も重ねず
100%自分好みの色合いに焼けた釉薬なのですw

しかし
今はもう手に入らない貴重な長石を使っていたので
無くなったら終わりなんですね。
今更なんだが、今在る原料で
なんとか同じような自分好みの織部釉を作ろうと
ゼーゲル式を知りたかったのです。

一応この長石の分析値があるので
これが分からなかったら
もうどうしようもなかったですね…

で、
調合比からゼーゲル式を割り出したら…


何とビックリ!!

アルミナとシリカの値が普通じゃない値になってましたw

どうやら長石と石灰の記載が逆になってるミスを
何も分かってなかったから鵜呑みに信じて
そのままの調合比で作っていたことが判明!!w
(本当のところは分からないが、たぶん99%ミスっぽいw)

でも俺はこの調合の織部が大好きなので
偶然が重なって出来た織部を再現したいなとw

後は今より少し流れにくく調合できたら完璧かな^^

ゼーゲル式を割り出す計算式をエクセルで作りました。
たくさんの陶芸家、雑誌などがエクセルで作ってるけれど
ゴチャゴチャしてるのが多くて
自分で分かりやすく見やすくシンプルに作りたかったんですよね。


一応、調合比は内緒w
でもお客さんには自由に使わせる予定です。

以前、益子の陶芸教室で働いていた時には
お客さんから是非使いたいという要望があって
コンクールなどの公募に出さない条件で使わせたりしましたが
今後はこういう場合はどうしましょうかね…

実際、益子の陶器市で作品を売っていた時に
俺の作品を見て、陶芸やってる人が
「陶芸雑誌に載っていた○○さんの織部の調合?」
な~んて事も言われたりしましたからねw

似たような釉薬なんていっぱいあるだろうから
何も内緒にするほどでもないか~と思ってはいるんですけどね…

まぁこの作家さんも
調合比を公開しても焼き方を知らなければ
自分の作品の織部の色は出ないと知ってるから
公開したのかもしれないけれど…と思ったり。

とりあえず
うまく再現できるといいなぁ