2012年12月22日土曜日

第5回 物語になる陶芸教室

こんにちわ^^

寄居町中央公民館講座「物語になる陶芸教室」第5回が開催されました。
今回が最終回と言う事もあって、焼き上がり後の仕上げ作業だけで、もうほとんどやる事は無いのです。

焼きあがった作品を見渡してやっぱり気になったのは、焼きが甘かったこと…。
生徒さんは初めてなので違いが解かりにくかった人も多かったみたいですが、特に窯の最下段の作品が顕著な感じで申し訳ないなぁという気持ちになりました。
もう30分、1時間ぐらいねらしておけばもっと違った感じになっていたでしょう。
22時に終わる為に、500℃~1000℃ぐらいをもう少し短い時間で焼いてねらす時間を確保しないとダメでしたね…。
次に窯焼きする機会があればこの経験を活かしたいですね。

そうそう、透明釉が青みがかった感じになっていました。
瑠璃釉の影響を受けているんだと思われます。
織部釉の隣に置いた作品も影響を受ける事があるんですが、今回これはあまり感じませんでしたね。
あと気になったのはガス窯のためか、途中還元状態になったためか、織部釉だけが妙にくすんでしまった事です。
原因を特定したいですが、1度だけの窯焼きでは情報不足で何とも言えませんね…。


結構たくさんあるように見えますが、一窯分としてはまだまだ足りなかったです。
でも生徒さんが大急ぎでこれだけの数を作ってくれたので、本当に助かりました。

陶器の扱いについて簡単な講義をしました。
窯から出しただけで終わりじゃないですよと、焼きあがった器に最後の仕上げ作業をしました。

作業も早々に終わらせ、自作の器でお茶会を^^

手作りケーキに手作りスイートポテト、ドリップコーヒー。
他にも洋菓子に手作りパンに手作りこんにゃくの煮物にみかんに。

豪華過ぎて恐縮、恐縮…という感じでした。
ご協力頂いた生徒のみなさん、本当にありがとうございました。
どれも本当に美味しいのですが、土練りから作った自分の陶器に盛るといつも以上にイイ感じ。

お茶会では陶芸以外の雑談でも盛り上がり本当に楽しい時間でした。
(重い話や真面目な話もありましたが、個人的にはそういう方が好きだったりしますw)
あとは今後の事ですね。
陶芸サークルをどう運営していくか。
私自身、隠居窯を作る時にもいろいろと大変でしたので、サークルという組織作りも同じでしょうね。

道具を一通り揃えること、窯焼きのこと、経費の管理などを考えるといつまでも悩みそうになりますが、ひとまずは風布の分校を見学しないと何とも言えないかな…。

私としても陶芸仲間が増えるのはとても嬉しい事ですし、出来る限りは協力していきたいと思っています。
陶芸は楽しいものでなくてはね!

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今回、お世話になった中央公民館スタッフの皆様、特に神田さん、坂本さん、本当にお世話になりました。
大幸セラミックの南谷さんには特別に中古とは思えないようなキレイな棚板、支柱を講座のスケジュールに合わせて用意して頂きました。心から感謝を申し上げます。
そして生徒の皆さん、初めての公民館講座で至らないところも多々ありましたが、最後までお付き合い下さり本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。そして、お疲れ様でした^^