もう新緑が眩しい季節ですね。
さて、今年2016年は少し宣伝による生徒さん募集も兼ねてフリマ参加を計画してました。
その第一弾として、妻沼の手づくり市に参加します。
クリックすると印刷できる大きな画像を開きます。
このフライヤー、左下に「おやつ券」があるので、通常ですと勝手に印刷できません。
「おやつ券」と言えども内容としては金券と同じですからね。
しかし、書類と一緒に送られてきたフライヤーはたったの5枚…。
どうしたものかと事務局へ連絡してコピーして良いものか問い合わせましたら「どうぞコピーして配ってください」とのことでした…。
作家さんが各自コピーして配ったりしたら、おやつが足りなくなったりしないのかな?と心配になりました…。
でも生徒さんの話では売れてるお店だから大丈夫との事で、あぁそうだったのかと納得しました^^;
なので各自印刷した正式なフライヤーじゃなくてもおやつは貰えると思います。
話がおやつに行ってしまいましたが作品の話です。
作家募集に対する応募がものすごいと思われる中、抽選で目出度く当選しました。
そうなると折角なので新作を作らないと…。
でもありがたい事に記念品作りのお客さんがドドドッと来てくださいまして、皆さん4月中には手元に欲しいという要望を叶えるため優先に仕上げつつ、その合間に自分の作品を手がけました。
正直、時間も足りませんでしたが、焼けた数も足りません。
陶芸家のようにたくさんは持っていけませんが、作品を見ながらいろいろとお話しできたらと思います。
ビアカップ。
昨年から縄文時代、弥生時代、古代時代の事を勉強してました。
行田市のさきたま古墳群に行ったり、稲荷山古墳から発見された金錯銘鉄剣の当時の貴重な資料もお借りしたりして読みました。
遠い昔の古代時代に日本で生きてきたご先祖様に敬意を表す意味で、土器の意匠を意識して作りました。
益子町の土、寄居町の原土、昨年に天然原料を使って作ってあった釉薬を利用しました。
くみ出し茶碗。
今までも渋々の作風でしたが、それも通り越してもはや錆枯れた作風に…。
以前に自作してあった天然原料を使った釉薬を今回の為に再調整しました。
ぐいのみ。
こちらも古墳の土器風に。
いくつか作ったのですが、先日の穏やかな天気の日に一変して突然の強風、干してた作品が吹っ飛んでしまい…トホホ。
マグカップ。
ぶつぶついぼいぼ、面白い表情に。
でも個人的にはあまり好きじゃないので、これに関してはもう二度と作らないと思うw
爬虫類好きにはたまらないかもしれないレア作品です。一点物。
寄居荒川の河川敷から採ってきた原料を使って釉薬を作りました。
これも上と同じ荒川由来の釉薬。
こちらはつやつや、微光沢。
元はパールグリーンのきれいな原料なんですけどね…。
天然の原料は結果が計算できないけど、そこが面白いです。
ここで載せた写真はほんの一部だけですが、生徒さんになるとこんな作品を作る事が出来ますよと言う見本として見て貰えたらと思います。
大自然から採ってきた原料なのでどれも貴重で限りあるモノですが、隠してるものはありません。
もちろん安全安心な一般的な釉薬もありますし、人によって作風はガラッと変わります。
私の作風は地味ですし主婦の方には嫌われるようなザラザラ洗いづらい作品です。
でも私の目指す所は骨董品のように風格のある作品であり、この雰囲気が私は好きです。
全て手作りの隠居窯らしい作品が焼きあがったと思っております。
皆さんも自分だけの作品作り、如何ですか?
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第17回 妻沼手づくり市
会期 | 平成28年4月23日(土)~24日(日) |
時間 | 9:00~15:30 |
会場 | 聖天様縁結び通り 埼玉県熊谷市妻沼・聖天様縁結び通り界隈 |
掲載ページ:
熊谷妻沼手づくり市ホームページ
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