2016年1月7日木曜日

「一般参賀」に行ってきました

こんにちわ。

2016年1月2日、お休みして東京へ行ってきました。

今回の一番の目的は「一般参賀」に参加すること。
実はこれが2回目で、前回は12年前。
ちょうど前職のプログラマーを辞める直前、そしてその5ヶ月後益子へ行くことになる年に初参加してたのです。
今年も心新たに頑張る気持ちに更なる元気を貰おうかなぁと参加してきました。

北埼玉という遠方から向かうので心配してましたが、東武東上線がとても便利で乗り換えなしで桜田門駅へ到着。
最高の天気で後ろを振り向けば青空を映す皇居のお堀の向こうに国会議事堂が見えました。


門をくぐって皇居に入ると現れた桜田門の堂々たる姿に見惚れてしまいました。


人はとても多かった。
きっと最近の佳子さまの人気ぶりから…と多少は予想はしてましたが想像以上です。
12年前の記憶とは比べものにならないぐらい。
そして外国の方々も多く、正月早々時間割いてまで来るんだなぁとびっくりしました。


長和殿が見えてきたところでこの人数…。
こんなに人が多いと…と不安が過ぎりましたが…。


左から雅子さま、皇太子殿下、天皇陛下、美智子皇后さま、秋篠宮殿下、紀子さま、眞子さま、佳子さま。
まともに撮れてませんが動画を撮ったので文字起こしを。
「穏やかな新春を迎えました。皆さんと共に新しい年を祝うことを誠に喜ばしく思います。本年が国民一人ひとりにとり安らかで良い年となるよう願っています。年頭にあたり我が国と世界の人々の平安を祈ります。」
陛下の声質は心休まりますね。
特に佳子さまは陛下の方に体を向けられてお言葉を聞いておられました。
そういうところ本当に素敵です。
佳子さま、ダンスも良いですけど是非陶芸も…
道のりや待ち時間を思うと本当に短い時間でしたが、陛下や寄り添う美智子皇后さまのお姿にとても心が洗われました。
いつか自分もこんな夫婦関係を築きたいものです。
そして、こんなにもたくさんの人たちが参加された事に「まだまだ日本は大丈夫だな」と確信しました。

別で一般参賀に参加してた東京の友人夫婦と会いしばらく歓談し、

その後は東京国立近代美術館工芸館へ。
新年のためか、無料公開日でした。
写真はフラッシュと接写をしなければOKと言うことでいくつか撮ってきました。


石黒宗麿さんの器。
何の変哲も無い、ぶっちゃけうちの生徒さんでも作れそうな素直な蕎麦猪口。
この作品を見てると何やら自分の作品作りの方向性は考え過ぎててダメ出しをされてるような気にさえなってくる…。


花筏文様を見つけた時、アッ!となりました。
昨年この植物にちょうど関わる事が多かった上に、注目し取り上げてた作家さんがいることが嬉しかった。
ごめんなさい、作家さんの名前は記録忘れです。


ルーシー・リーさんの器。
比較的見ることが多いコーヒーカップ&ソーサー。
折角なのであまり見ない角度から。


三輪壽雪さんの器。(ナナメはわざとです)
まさか今回見れるとは。
前回この場所で見た時も在ったんだと思うので、きっと2回目と思われる。(すっかり忘れてますが)
私の中では桃山陶を作り上げた人たちと同じレベルの巨人…。
鬼萩茶碗、見てて惚れ惚れします。


近くなので歩いて靖国神社へ初詣に。
ちょうど夕暮れ時で厳かな気分で鳥居を通ることができました。
昨年の韓国人によるトイレ爆破事件の影響でもっと物々しい雰囲気なのかなと思ったけど、神社には似つかわしくない程のライトアップされた出店でわいわい賑わってたりして、拍子抜けするぐらい。
参拝後は山形の蔵元のお神酒を振舞ってたので一口頂きました。

最後に浅草へ。

昨年12月17日オープンの新施設「まるごとにっぽん」。
施設は真新しく内容も上級な感じなのに立地場所が繁華街みたいで、これでは狙う客層の相違が著しいんじゃないかと思いました。


施設内では開催中の漫画「へうげもの」関連のイベントを楽しみました。
へうげ十作という陶芸家グループの作品を今回初めて拝見ました。
実物を見れて良かったですが、ん~、コメントはナシで。


まだ未購入だった「へうげもの」第21服をここで購入。
大阪冬の陣が始まり(1614年10月)、この巻の最後で(1614年12月)です。
織部が亡くなる時(1615年6月)まで約6ヶ月に迫り、それを考えるともう終盤ですよね。
大阪夏の陣の最後(1615年5月)はもう描いてしまってるので、ここの描写は飛ぶと思われますが、どんな演出がなされるのでしょう…。
家康は73歳になり、亡くなる時(1616年4月)まで後1年半ぐらいですかね。
織部が亡くなった時点で終わるのか、家康が亡くなる時まで描くのか、ん~、終わってほしくないな…。
1~2日単位で進む戦国時代の漫画って他には無いですし、これほど内容が濃く質の高い戦国漫画はもう出てこないでしょうしね。
作者の山田芳裕さんには心からの敬意を表したいです。

この後は遅めの夕飯を食べて帰路に着きました。
年初から濃密で最高の一日を過ごすことができました。
今日の事を思い出しては一年頑張りたいと思います。

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