2014年3月7日金曜日

書きたくないけど書く

今回の記事は、2011年に原発勉強セミナーで知り合ったNさんという方と関係無い人には全く無駄な記事かと思います。
Nさんと書いても分からないでしょうが、彼の名誉のために名は伏せます。
分かる人にだけ解かってもらえれば良いので、特に読み飛ばしてもらっても大丈夫です。


少し前置きを。

2011年にNさんと知り合いました。
福島の原発事故が起きたあとの原発の勉強のためのセミナーが東松山市のカフェで開催されて参加したときです。
とても人当たりも良く、私も楽しく交流していました。
隠居窯を気に入ってくれて、毎日のように遊び(陶芸体験ではなくお茶飲みに…)に来た事もありました。
その都度、荷物をいろいろ持ってきてくれて…それは好意の表れだったんでしょうけど、古本から骨董品からごちゃごちゃと。

話も盛り上がり、Nさんと隠居窯でイベントをやることになりました。
隠居窯もまだまだお客さんがいない時が多く、初めてのイベントを楽しみに準備に力を注ぎました。
そのイベント自体は何とか無事に終わりました。
ただし、イベント後にイベントの運営管理についてNさんに物申しました。
これについては後ほど詳しく書きます。

そして数年が経ち…。
先日、Nさんの知人と言う方が隠居窯に突然来ました。
知人の方はNさんから依頼されて隠居窯にある荷物の回収に来たんだそうです。
私にプレゼントしてくれた荷物なのか、一時置いておいただけの荷物なのか、はっきりせずに私も困ってました。
そういう意味では助かった面はあります。

全く面識の無い知人の方に荷物の引取りを依頼するぐらいですから、この事からどうもNさんには本格的に嫌われているみたいですね。
面識の無い人物に引き取らせるわけですから、常識的に考えてNさんが私に一言連絡するのが普通ですがそれもありませんでしたし…。
音信が途絶えてましたので「やっぱりそうか」と思ったのと同時に、誤解も多々あるだろうと思いここではっきり書かせて頂きます。

先に書いた、イベントのことです。

もともとはNさんが「隠居窯は良い環境なのにお客さんが少ないし、何とかお客さんを呼び込もう」という考えから始まりました。
Nさん自身も「隠居窯を大人の遊び場にして、楽しい時間を過ごすために隠居窯に維持してもらわなきゃ」と言ってました。
隠居窯としても嬉しい限りでした。

そこで「イベントをやりましょう。もし利益が出たら折半で。」とNさんが言いました。
会って打ち合わせする度に内容が二転三転するので、非常に戸惑いましたね。
料金をいくらにするか、子供料金はあるのか、子供は何歳まで子供として扱うのか、チケットの発行、入金先、キャンセル時の料金の扱い・規約など、事細かく問いただしました。
面倒臭かったんでしょう…小林さんは座ってれば良いから…と言われてしまいました。
でもHPで宣伝する以上ウソは書けませんし、何かあってネットに隠居窯の悪評が書かれれば取り返しが付きません。
これはNさんにも直接言いました。

実際に当日になってNさんの集めた方の多くが当日キャンセル…。
キャンセル時の事前に徴収した金額の扱いについて何の説明もしなかったので「払い戻しするしかない」と言ってました。
(隠居窯では当日キャンセルの払い戻しの説明はHPできっちりと。打ち合わせでそういう事に決まったからですよ)

会計を一手に引き受けてたNさんに、隠居窯での声掛けで集まったお客さんのチケット代も手渡しました。

お客さんは少なかったですが、来てくれた人からは皆さん喜んでくれて嬉しかったです。
私も楽しい時間を過ごさせていただきました。

イベントが終わって、それで実際の会計はどうなったのかと思いました。
隠居窯として自腹を切ってる経費をまだ知らせてないのに、Nさんが「赤字の金額を見るのが嫌なので経費の計算、会計報告はしません」と言い出しました。
私は納得できませんでした…できる人いますか?
Nさん今までいろんなイベントを企画してきたと言ってましたが、いつもこのやり方でやってきたのでしょうか…。

私としてはNさんは悪い人じゃないと思ってましたし、今後のお付き合いも考えて、言い辛いこともしっかり言わなければと思いました。
「もし会計報告をしないのであればNさんと今後イベントはできませんよ」と諌めました。
最悪赤字だったとしても赤字も折半でも良いと思ってました。
隠居窯も楽しい時間を過ごせましたから。

後日、会計報告を郵送で送ってきました。
Nさんにとっては面倒臭かったでしょうが、これは非常に大事な事です。
でもこの会計報告がまたいい加減で…。
来場者リストの人数と会計報告の人数が合ってない、当然金額は間違ってる、同時に合計の足し算も間違ってる、隠居窯の施設使用料も話し合ってないのに施設使用料が計上されていたり…はっきり言って信用できる報告書じゃありませんでした。
またNさんに諌めのメールをせざるをえませんでした。

60歳ぐらいのNさんです。
以前は一流企業に勤め、社会人を経験してるNさんです。
話せば分かると思ってましたから、文面を誤解を与えないように何度も読み返してメールしました。
が、返事はくれませんでした。

はっきり言いたい!
Nさんがもう一人いて、Nさん同士で利益は折半というイベントを企画して、もう一人のNさんが会計部分を全て握って、Nさんが黒字も赤字も分からない状態で「赤字確定だから会計報告しません」ともう一人のNさんが言ったら、Nさんは納得できるのでしょうか?
お金を懐に全部入れて口頭で「赤字だから」で済むなら、100回やっても100回とも赤字で終わりでしょう…。
メールしても返事も返さず音信不通になるんじゃ、詐欺にあったと思うんじゃないでしょうか?
Nさんとお付き合いし始めたときに、あの人はどうだ、あの人は…と敵も多かったみたいですので、もうちょっと相手の立場を考えてあげると良いかもしれませんよ。

Nさんは何年もこんな感じで生きてきたんでしょうから、付き合いの浅い年下の私が何を言っても変わらないんでしょうね。
Nさんらしいと言えばらしいです。
より良い関係を築く為にそうしたんですが…伝わりませんでしたね。

結局、会計の精算にもたどり着かなかったのではっきり分かりませんが…もし赤字だったのならNさんが赤字の多くを背負ったと言う意味では、隠居窯としては諫言メールはしなくても良かったかもですが、そういう問題じゃないと思います。

もっと言いたい事はいっぱいありますがw
まぁ今は、Nさんの性格を推し量れなかった私の考えがダメだったと思えるようになりました。
ちなみに、NさんにはNさんの良さがありますので、向こうはどう思ってるかは私には分かりませんが、嫌いになったわけじゃありません。
が、もうNさんとはお金の関わる事はしたくないですね。

今日もどこかの大人の遊び場で陽気に話しまくってる事でしょう。
良い内容か悪い内容か分かりませんが、隠居窯の話を聞いた方が見るかもと思って、この記事を書きました。
この件については、この記事以外で書く事はもうしません。
何か不明な点がありましたら隠居窯までご連絡を。