2014年1月3日金曜日

2014年明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
私の人生に昨年も関わってくれた方、昨年から関わってくれた方、本当にありがとうございました。

2014年も目指す目標は昨年とほぼ変わらずですね。
お客さんに「難しいけど楽しい」陶芸の時間を味わってもらえるよう、そして焼き上がった作品で幸せな時間を味わってもらえるように頑張りたいですね。
そして隠居窯らしい面白き釉薬の開発、自分の作品作りも忘れず頑張りたいです。
去年は国宝の茶碗を3つ見てきましたし、それに合わせて貴重な名物もたくさん見てきました。
良い影響を少なからず受けたことで戦国時代の事を再度勉強してます。
既に知っていると思ってるようでも、勉強し直すと意外な発見があるんですよね。
そういうのを陶芸に具現できるか分かりませんが、可能な限り取り入れて活かしたいですね。

そして、隠居窯として、生徒さんの作品も含めた販売なども考えていきたいですね。
あくまで理想ですので、実現するかどうかはま~~~~~ったく分かりませんが…w
ただ、少しでも施設使用料や焼成代の足しになればなぁと思いますし、隠居窯ではプロと変わらない環境でプロと同じ技術で作ってるわけですし、陶芸の醍醐味をどんどん味わって欲しいなぁと思います。
限られた時間の中で陶芸をしている生徒さんにとって決して簡単ではないとは思いますが、お金を貰う器と言う事で、商品開発を通した作品への意識の持ち方やスキルアップへの意識の持ち方が、少しでも良い方向に変わってくれるのでは~と考えました。

あとは、今年一年で何とかできる問題でもないんですが「空家探し」ですね。
今の古民家に長く住み続けるつもりで考えていましたが、大家さんのご意向でこの古民家を取り壊す考えだそうなので仕方ありません。
(大家さんの根拠の無い山火事に対する極度の恐怖症が垣間見え、とても窯小屋を建て陶芸窯を設置できないのも理由の一つです)
古民家は毎年メンテナンスをしていかなければなりませんが、いつか出て行く家より、これからも長く住み続ける家に経費を掛けたいなと思うもの。
高額な家賃は払えませんが、地域の行事に顔を出したり、ご近所のお付き合いはするつもりです。
何と言っても陶芸教室経営という自営業ですから、いつでも家(工房)に居ることがほとんどです。
過疎の進む地区の古民家にいつでも中年の若者がいると言うこと、そういうメリットを汲んで貰いたいです。
余談ですが、
今現在、道路向かいに高齢の夫妻が住んでいますが、息子さんは離れたところに住んでますし仕事で日中は家に居ません。
「何かあった時の第一発見者は小林さんだろうから…」と言われましたし、自分もずっとそのつもりでいます。
困り事相談や畑仕事のお手伝い、そのお返しに野菜を頂いたりうちの猫たちを可愛がってもらったり…。
持ちつ持たれつとても良好な関係でして「出て行かないで」と嘆願されてる状況ですが、どこまで行っても決定権は大家さんにあり、お互い残念だけどどうしようもないという感じです。
そんなこんなで、次なる心優しい大家さんに出会えればなぁと思っています。
少々ボロぐらいがちょうど良いですので、古民家情報がありましたら御一報お願いします!

今年は私が陶芸教室を開こうと人生の方向転換の決意、脱サラをして丸10年です。
10年経ったんだな~と感慨深く思いながら、もう10年も経ってしまったか~と考えてしまう…。
人生の時間ほど貴重なものはないので、日常の慣れから来る怠惰心に支配されないよう気をつけて、無駄な時間を過ごさないようにと自分を戒めてるところ。
皆さんとの一期一会を楽しまなきゃな~と心新たに思ってます。

本年もどうぞよろしくお願いします!
みなさんにとっても心豊かで後々まで思い出良い年でありますように^^