2013年8月27日火曜日

珈琲座学を受けてきました

2013年7月16日に生活クラブ埼玉の寄居支部の方から声を掛けていただきまして、味輝パンさんで開催されたコーヒー講座を受けてきました。
場所は工場併設のカフェムスビで。
実は、誘ってもらうところまでは良かったのですが、時間が変更になり、その時間を間違えて認識してしまいまして…パン工場の見学ができませんでした^^;
が、しっかりコーヒードリップの仕方を習ってきましたよ。

上島珈琲さんのマスターが丁寧に教えてくれました。
Yシャツもキリッとしていて、トークも軽快で、声質もいい。
いい感じの年のとり方してますね…男から見てもカッコいいですw

さて本題。
コーヒーを淹れる上で重要なのが豆の品種。
アラビカ種とロブスタ種。

実際にマスターが品種の違いを解りやすくなるようにと、挽いてある豆の匂いを嗅ぎ、そして豆に直接お湯を注いで、その匂いの違いと、味の違いを味わわせてくれました。

ここまでやられると違いは歴然。
もう市販の安い豆に使われてると言われてたロブスタ種の豆は、匂いを嗅いだだけで実際に味わう必要が無いぐらいの感じ…。
と、その場でわずか一言二言程度の説明を聞いている程度の時間で、どんどん匂いと味が劣化しているのが分かりました…。
やはり豆の品種をしっかり把握する事は非常に重要なんだな~と思いました。

とは言え、たいていは豆袋にコーヒー豆の産地はよく書いてあるのですが、豆の品種までは書いていないと言うのが困る…。
本当に豆の知識のあるきちんとしたお店で買わないと…と思いました。

どうしてもそんなに詳しく教えてくれる人がいないお店で買うときには、もう値段でしか判断がつかないでしょうね。
あからさまに安い値段の豆は…という感じでしょうか。

次に豆の管理。
冷凍保存が良いのだとばかり思ってましたが、決してそうではなかった。
冷凍、冷蔵、どちらも一長一短あるのを知りました。
冷凍保存は豆の保存には決して悪くないが、一度取り出すと結露しだす模様。
よくよく考えてみればそうなんですが、そこまで気にしてなかったですね。
自分の面倒臭がりな性格からすると冷蔵保存が楽かな…。
まぁ冷蔵保存と言っても、また種類がいろいろあってチルド保存とかありますがね。

家に帰ってきておさらいのつもりでネットで調べてみると、こだわる人はこの豆の管理にも更にこだわっていた。
缶に入れている人が多いと思うのですが、コーヒー豆が減ってきて缶の中の空間が広くなってくるとそれだけ空気が入り込むわけですから、当然その分の湿気も多くなるし、酸化しやすい状況になる。
コーヒー豆が減ってきたら缶も小さいのに入れ替えると良いらしい…。
うちは陶芸教室なのでここまではやりませんがねw

考え出すと限がないw
これはもう陶芸と一緒ですね^^;

そして最後のドリップの段階。

今、習ったとおりに毎日練習中ですが、蒸らしのためのお湯を注ぐのが非常に難しい。
ただ、蒸らしが良かったのか悪かったのか、それはドリップし始めてからじゃないと判断がつかないので、蒸らしを始める時は真剣勝負みたいな気持ちになりますw
そして蒸らしが成功するか否かは、ポットによってその感覚が大きく変わるので、自分に合ったポットを探すか、ポットに自分が慣れるしかない。
蒸らしの中の豆の状態を把握するには、 非常に熟練しないといけないので、ドリップする度に練習ですね。

ただ、自分は陶芸をやっているので、前からこの蒸らしのやり方がどうも違う気がするのです。
以前は陶芸の知識を活かした独自のドリップをしてましたが、今回しっかりプロに基本を習ったので、今はそのやり方をマスターするべく実践してます。
いつかはまた陶芸の知識を取り入れたドリップ方法を求めていきたいですね。

簡単なまとめとして

最終的にどこまでやるかはもう個人の判断になるでしょうかね…という事(ま、当然かw)。
豆の管理に細やかに気を配っても、最後の蒸らし、ドリップで失敗すれば意味が無いとも言えますし、完璧なドリップを熟練しマスターするのも非常に大変です。
とは言え、豆の鮮度、品質でだいたい決まってしまうのではないかな。

ドリップはそこそこ手順通りにできれば十分と思う。

と言うことで、
・豆の品種は良いやつ(アラビカ種)を求める。
・豆を湿気から守るには冷蔵保存すること、そしてなるべく早く使い切る。
・豆の鮮度が非常に重要で、ドリップはそこそこで大丈夫。
と感じました。

まぁ最後に一言付け加えると…
お気に入りの陶器のカップで飲むと良いですね^^
それも自作だとなお良いですねw

皆さんもぜひ少しだけでもこだわってみると面白いかもですよ。

味輝パンさんでランチに窯焼きピザを出してくれました。
ピザは焼きたてアツアツを形式に捕らわれずすぐに食べたほうが良いですね。
(写真なんか撮ってる場合じゃない)

ランチもバイキング形式でしたが、一つ一つ丁寧に作られていて美味しかったです。
私は男ですので、ちと量が物足りないぐらいでしたが…w
と言うわけで、残り物の冷めたピザを全部頂きましたw
こだわり食材のカフェムスビのランチ、今度はゆっくり普段の感じのを食べてみたいと思いました。

誘っていただいた生活クラブ寄居支部の皆さん、貴重なイベントに声を掛けていただき、本当にありがとうございました!